理系大学生の日常

理系大学生の生活の中で、感じたことや考えたことを書いていこうと思います。

受験英語をガチで勉強した結果

 この記事では、受験英語を3年間ガチで勉強し結果、私の英語力や使い道などについて解説しようと思う。ちなみに、自分が受けたときのセンター試験は198点で、大学一年生のときに、ほとんど対策せずに受けたTOEICは820点であった。

受験英語の実用性

 受験英語といえども、範囲は多岐にわたる。単語、発音、文法などの基礎を十分に身に着け、文章を読んだり、聞いたりする訓練を積めば、十分に現実で通用する英語の力を手に入れられる。

 ときたま、文法の知識はいらないとか、受験英語は役に立たないなどという人達がいるが、それは役立てられない方の問題なのである。そもそも、文章を作ったり、解読する上でのルールである文法が必要ないはずはない。しかも、論文のような文章だけでなく、小説や会話文などの文章も読んだり、口語やスラングを別で学べば、会話にも使える知識が十分習得できる。(もちろん会話自体の経験をつまないと、上手くはいかないかもしれない)大学によっては、スラングすら出題する大学もあるのだ。

 

英語の使い道① 情報収集

 私は主にWeb上の英語の情報を読んだり、Youtubeで英語で話される動画を見たりすることで、多くの日本人が手に入れられない、もしくは理解できない情報を手にすることができている。日本語よりは時間やストレスがかかるが、貴重な情報に触れられるのはありがたいことだ。

 

英語の使い道② コミュニケーション

 実際に英語圏の人と話すことはほとんどないが、英語でチャットをすることはよくある。ワールドスタンダードである英語に、そこそこのライティング能力があれば、チャットをするには困らない。ゲームやSNSで、英語が理解できることで、世界中の人とコミュニケーションをとれることはありがたいことだ。

 

情報収集の際の注意点

 英語で情報収集をするときに陥りやすい失敗を回避する方法を以下に示す。

  • 時間をかけてじっくり読む
  • 専門的な単語や熟語を先に勉強する
時間をかけてじっくり読む

 訓練を積んでも、母国語ではないので、やっぱり理解ができずに引っかかったり、時間がかかったりすることがある。そんなときは焦らずにじっくり時間をかけて読もう。そこまで重要でない内容だったりする場合は流し読みでもいいかもしれないが、重要な情報の場合は読み間違いのないように、理解できるまで読もう。

 

専門的な単語や熟語を先に勉強する

 これは読む題材に依るかもしれないが、私は英語で情報を仕入れるときは、トレーニングやプログラミングなどの知識を英語で仕入れることが多い。そういう文章を読むときには、神経や、筋肉、体の部位とか、コンピュータの知識などの英単語がわからないことが多い。大体このようなことを言っているのだろうと推測することもできるが、人間は1つ分からない単語があるだけで、文章全体の理解度が大きく下がるらしい。

 もしそういう単語が多くありそうな文章を読む場合は、先にそこにでてきそうな単語や熟語を勉強しておいて損はないだろう。そういう難しい単語を一度にみてもなかなか頭に入らないかもしれないが、一度何となく見ておけば、文章の理解度は上がるだろう。

 

英語でコミュニケーションをとる際の注意点

  • チャットで使われる省略表現を知っておく
  • スラングを知っておく

 

チャットで使われる省略表現を覚える

 英語でチャットするときには、頭文字をとったり、数字を用いる省略表現が多く出てくる。そういったものを全く見たことがないと、理解できなくなってしまうので、完全に覚える必要はないが、見たら何となくわかるようにしておこう。

頭文字をとる例

ASAP = As soon as possible (なるべくはやく)

DUNNO = I don't know (わからない)

LOL = Laugh out loud (笑笑)

 

数字を使った例

L8R = Later    (8 = eight と、ateの発音が同じなため)

B4 = before             ( 4 = four と foreの発音が同じなため)

U2 = You too              (2 = two と tooの発音が同じなため)

 

事前にこのような表現に触れておくことで、円滑にコミュニケーションをとることができるだろう。

 

英語を勉強するときのコツ

 コツといっても、人によって英語を学習する目的が異なるだろう。しかしながら、そのような目的に依らず、だれにでも役立つようなコツを以下に示した。

  • 英語を英語のまま理解しよう
  • 単語の意味をイメージで理解しよう

英語を英語のまま理解しよう

 英語を読んだり、聞いたりする際、一度日本語に直してから考える人は多くいるらしい。慣れないうちは仕方ないかもしれないが、それをやっていると理解するのに時間がかかってしまう。英語に慣れようとして、色々な英文を読んだり、聞いたりしても、日本語に直していると、その癖が強くなってしまうだけだ。

 英語のまま理解できるようになりたい方は、シャドーイングをやってみよう。最初はなかなかスピードについていけないかもしれないが、十分についていけるになるころには理解のスピードも上がり、英語を英語のまま理解できるようになるだろう。

 ちなみに私は高校時代、英語の教科書のシャドーイングを毎朝やっていたことで、教科書にでてくる重要な単語や文法、また英語に対する慣れなどを獲得することができたと思う。

単語の意味をイメージで理解しよう

 単語の意味を覚える際に、日本語訳をぶつ切りに覚えてる人は多くいるだろう。もちろんそういった所謂の意訳を覚えておくことには意味がある。しかしながら、そういった暗記は対応力が低く、それ以外の意味で用いられたときに推測が全くできない。また無機的に覚えているので忘れやすくなってしまう。

 単語をイメージで覚えることで、日本語に直さなくていいので速く理解できるし、推測する際にもそのイメージをもとに考えられるので対応できる。また、語原などと絡めて覚えることもおススメだ。

 

 勉強の仕方について、詳しい話はまた今度書くかもしれない。とにかく、英語の単語や文章に対する感覚を高めていってほしい。