理系大学生の日常

理系大学生の生活の中で、感じたことや考えたことを書いていこうと思います。

【理系×英語】理系大学生にとっての英語の重要性と使い道3選

理系大学生、英語はメチャクチャ重要です!

 高校生や大学に入りたての学生だと、「理系は理系の勉強をするだけだから英語はいらない」とか、「英語は苦手だから好きじゃない」という人も多くいると思います。

 

 今後、自動翻訳の精度や速度が目覚ましく上がっていけば、「外国語は知らなくてもいい」という世界がやってくるかもしれません。しかし、現時点では英語を自由に読んだり、書いたり、時には聞いたり、喋ったり、 できる能力は非常に重要なんです!

 今回の記事では、大学生にとっての英語の使い方を3つ紹介します。それが以下の3つです。

 

  1. 英語の授業を理解し、単位をとる
  2. 英語で論文を読み、執筆する
  3. 英語で情報収集し、役立てる

 

 この記事を読むと、英語の使い道が明確にわかり、「学習しなければいけない」というやる気につながるかもしれません。それでは、さっそく紹介していきます。

 

 ちなみに、僕自身は、センター試験の英語は、筆記198点リスニング50点でした。理系だったのですが、英語はかなり得意でした。また、大学入学後に、対策せずに受けたTOEICでは、820点でした。(正直こちらはいいか悪いかわかりません。)

使い道①英語の授業を理解し、単位をとる

 これはとっても基礎的なことなんですが、非常に重要です。英語は必修になっていることが多く、そこで単位を落としてしまうと、そもそも次の学年に進んだり、卒業することができません。

 また、せっかく理系大学に入り、理系の勉強を頑張ろうとしていたのに、英語の単位を落としてしまうと、大学の勉強のやる気を失いかねません。英語ができないと、他の学習にも悪影響が出ます。実際に私の周りにも、英語の単位を落とし、やる気を失っている学生がいました。皆さんは気を付けてください。

 

 また、大学によっては、TOEICTOEFLなどの外部試験が基準の点数を超えると、英語の単位をもらえる制度があります。初っ端から外部試験で高得点を持っていると、英語の授業を全く受けずに、英語の最高の成績をとることができます。難しいかもしれませんが、英語が得意な学生は目指してみるといいかもしれません。

(僕もこれを狙ってTOEICを受けたのですが、点数が足らなかったです。)

 

使い道②英語で論文を読み、執筆する

 理系の研究や勉強を進めていく上で、英語の能力というのは重要になってきます。

 

 理系の研究では、他人が既にやったことを、やっても意味はありません。自分で新しいアイディアや工夫をして、新しいものを作ったり、研究しなければいけません。となれば、当然自分と同じ分野の研究者や先人が、どのような研究をして、どういう結果だったのか、ということを調べ上げる必要があります。

 それらの情報は論文形式でネットに上がっています。そして、論文は基本英語で書かれているんです。ということは、翻訳を待つか、英語のまま読むかの二択です。全ての記事に翻訳があるわけではないのですから、英語のまま読まざるを得ません。

 また、逆にあなたが研究をして素晴らしい結果を出したとしても英語で書けないと、世界中の人に伝えられません。

 

 英語で読む、そして書くことの重要性がお分かりいただけたでしょう。それを効率よく行うにはある程度の精度とスピードも必要ですから、ただ読み書きができるだけじゃなくて、正確に速く読んだり、書いたりできるようになっておくと、尚いいです。

 

使い道③英語で情報収集し、役立てる

 これは上の論文を読むことと似ているのですが、非常に重要です。

 

 ウェブ上にある情報のうち、日本語という小さな島国の言葉とワールドスタンダードである英語の情報の数の差は、比べ物になりません。

 大学生なら、日常生活や勉強から、趣味や副業などなど色々なことをやる時間があるでしょう。そうなったときに英語で情報収集できることは大きな強みになります。

 また、単に情報の数の問題ではなく、金銭的なコストも変わってきます。日本語では有料なのに、海外の情報だと無料ということもあります。決して無料だからといって、情報の価値が低いというわけではないです。それに有料でも、有益とは限りません。そこの見極めは自分で試したり、他の人に聞くしかありませんが、無料ならば始めるハードルも低いでしょう。

 また逆に、あなたが英語で手に入れた情報を、日本人にわかりやすくして、伝えてお金をとることもできるということです。これは別に詐欺でも何でもないです。英語がわからない人に情報という価値を提供して、その対価をいただいているだけです。スキルとはそういうものです。

 

まとめ

 いかがだったでしょうか。英語が大学生活を送るうえで、非常に重要な能力だということが分かったと思います。となれば、学習あるのみです。少しずつコツコツやっておけば、他の人に差をつけることができます。いつから始めても遅くはありません。皆さんの英語を勉強するモチベーションを提供できたなら幸いです。